自家消費型太陽光発電_06【消費電力と発電電力の関係2】

太陽光

発電電力が消費電力を追従して発電するとは、どのように発電が変化していくのですか?

左が消費電力、右が発電電力を表すグラフです。

消費電力の最大値は130kW、発電電力の最大値は210kWです。このお客さまの屋根にこの太陽光発電所を設置した場合は、発電電力(赤色)が消費電力(青色)を追従して発電するようにパワコンが発電電力の出力を制御していくことになります。

 

 

 

 

上のグラフは、それぞれが独立していますが、統合すると下のグラフのとおりとなります。10時には発電電力が消費電力に追いつくため、そこでパワコンが発電出力を抑制して、消費電力を上回って発電しないようにします。このように消費電力を追従して発電を制御する仕組みが最も効率的に発電力を獲得できる自家消費型太陽光発電システムです。

これとは違った自家消費型太陽光発電があります。それは消費電力を超えないように、発電設備、そのものを小さな容量にするタイプのもので、このシステムは単純で、かつ、設備費も安くなるため、初期導入コストは抑えられるのですが、発電量が少ないため、結局、投資回収が長くなってしまうのです。

この設備は「FIT型に採用される発電所」と同じ仕組みであり、太陽光にあまり詳しくない会社や導入コストをとにかく安く見せたい会社が選択するタイプです。費用の安さから一定の支持があるのは事実ですが、回収年が長くなってしまうのは、残念なところです。

自家消費型太陽光発電とは消費電力を超過しないように発電するもので、採用するシステムによっては精度高く消費電力を追従して着実に発電力を増やすタイプのものと、発電容量を小さくしておくことで消費電力を超過しないように発電するものがあります。

多くの設備を見てきましたが、精度高く追従する自家消費型太陽光発電が総合的にお得です。

 

40代で電力会社から京都にある太陽光発電を設置する会社へ転職。太陽光発電営業のリアルな現場、中小企業の面白さ、大変さをお伝えしていきます。太陽光のみならず初めて住む京都の生活、転職の感想、仕事をするうえでの心がけなど、雑記ブログになるかな。

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