自家消費型太陽光発電_04【自家消費型太陽光発電とは?】

太陽光

自家消費型太陽光発電はFITと違うって言ってたけどどう違うの?

自家消費はFITみたいに単純な仕組みではないんですよ。自家消費とFITでは考え方がだいぶ違います。

FITは認定された出力をいかに長い時間、維持できるかが重要であることから、認定kWを維持するためにパネルを過積載することが重要ですが、自家消費の場合には、絶対に守らなければならないルールがあります。

自家消費型太陽光発電は、絶対に外(電力会社の系統)に電気を流さないことです。FITの場合は、外に流すことが前提でしたが、自家消費の場合は、すべて自分で使い切って、外には電気を流さない原則があります。
FITの場合は、電力会社の系統に空き容量があることが前提のため、系統に空きがない場合は、発電所で作った電気を流すことはできません。また、FIT単価は40円/kWhをスタートとして、普及が進むに連れて、その単価は下がり続けており、2021年は11円(税抜)にまで落ち込んでいます。
これらの背景から、発電した電気をFITとして売電するのではなく、自分で使う方がお得になるということから、近年になり、発電した電気は売るのではなく、「自分で使おう=自家消費しよう」という流れになったのです。
少し脱線しましたが、自家消費は外部に発電した電気を流さないという原則があるため、発電した電気を消費するためには、自分の使用する電気を「電力会社からの電気」ではなく、「太陽光発電からの電気」を充てていこうというもので、自家消費を活用するには、ある程度の消費電力が必要になるのです。
消費電力が100kWの場合、太陽光発電で供給できるのは100kWが上限となります。そのため、有効に自家消費をしたい場合は、変化する消費電力を追従して発電する設備が必要となります。
FITの場合は、多くの発電量を確保するためにパネルを過剰に設置していましたが、自家消費の場合は、外に電気を漏らさない、消費電力を上回らないように制御して発電する必要があるのです。
FITは単純な仕組みであるため、主な生業がある企業などが、片手間に参入することが多く、正直、経験がなくても実績を積み上げることができましたが、自家消費の場合は、お客さまの消費電力と発電想定を分析する必要があり、FIT価格が下がりきった今では、多くの太陽光施工会社が太陽光事業を畳んでいます。

40代で電力会社から京都にある太陽光発電を設置する会社へ転職。太陽光発電営業のリアルな現場、中小企業の面白さ、大変さをお伝えしていきます。太陽光のみならず初めて住む京都の生活、転職の感想、仕事をするうえでの心がけなど、雑記ブログになるかな。

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