自家消費型太陽光発電_03【FITの発電とは?】

太陽光

FIT認定の発電所って何ですか?

「認定を受けた発電kW」を厳守して設置され、20年間にわたり、国が認定単価で買い取ることを約束された太陽光発電所です。

 

仮に出力100kWがFIT認定されたら、最も効率よく発電量を獲得できる方法は何だと思いますか?

認定された100kWの出力が、少しでも長く続くようにすることではないですか?

そうですね。例えば、雨や曇りの日でも100kWの出力を維持するためには、たくさんの太陽光パネルを設置しておくのが効果的です。

 

例えば、認定された倍の200kWの太陽光パネルを設置しておくと、仮に雨天でパネルの出力が半分に低下しても発電所としては100kWの発電が可能になりますね。

FIT制度下においては、いかに認定された出力を長い時間維持できかがポイントになります。そのため、FIT認定を受けた太陽光発電所の傾向としては、認定された出力を維持できるよう、太陽光パネルを過積載することが重要になります。

パネルの過積載とは、このことを指していて、過積載率「200%」「250%」といった発電所が多くありますが、過積載すれば、それだけ良いというものではありません。

晴れが続いている場合は、パネルで200kWの発電をできる状態にも関わらず、認定出力が100kWのため、100kW分の発電は可能ですが、残りの100kWについては発電として活かされないことになります。

この過積載率が重要になるのですが、例えば、晴天率が低い地域であれば過積載率を高めに、逆に、晴天率が高い地域は過積載率を低めにすることで、過剰な設備投資をすることを防ぐことができますが、実態としては「過積載200%に要するパネルの増額費(費用)」と「過積載200%で得られる太陽光の売電額(売上)」のバランスを考えると、圧倒的に売電額の方が大きいため、全国的な傾向として敷地いっぱいにパネルを設置した過積載の発電所が多くなっています。

FITは「とにかく過積載して認定出力を維持してバンバン発電させる」ことが最重要ですが、自家消費の場合は、そう簡単な話ではないのです。
過積載に対応するパワコンが出始めたのは最近であり、FITが始まった頃の太陽光発電所は、過積載をしていない、パワコン出力=パネル出力の発電所が多くあります。

 

40代で電力会社から京都にある太陽光発電を設置する会社へ転職。太陽光発電営業のリアルな現場、中小企業の面白さ、大変さをお伝えしていきます。太陽光のみならず初めて住む京都の生活、転職の感想、仕事をするうえでの心がけなど、雑記ブログになるかな。

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